果てしない空、どこまでも

□第5話
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やってきました!天空闘技場!!



私はさっそく登録を済ませ、今試合を待っている最中です!



「2057番、1003番、エリアBへ。」


『おっ!私の番だ!』


確か…アニメじゃ押すだけって言ってたような…ウル覚えだから分かんないけど。




会場に行くと、相手選手が待っていた。


図体がでかいだけでなんの取り柄もなさそーな感じだな。



「俺の相手は嬢ちゃんか。悪いことは言わねーからさっさと帰んな。」



態度もでかいなーやっぱ。



「おいおい、あいつガキじゃねーか。」


「そんなガキ、ぶっ潰しちまえ!」


観客席から大きな声で叫ぶ奴ら。



まっ!どうでもいいけど!





「それでは…始め!!」



ベルの合図と共に男はアユ目掛けて走ってくる。



「終わりだーー!」



『軽く…押す!』



ズド――ン!



男の腹に手を押しただけで、相手は壁際へとすっ飛んだ。



『へぇーまぁこんなもんか。』



一瞬会場内が静まり返る。



「まじかよ…あんな奴にやられるなんて。」


「あのガキ何モンだよ…。」



「…2057番。あなたは100階に進みなさい。」


「い、いきなり100階!?」


会場がざわめく。



『あぁーゆっくり行きたいから50階でいいよ。』


そう言ってアユは会場を後にした。



よし!これでお金がっぽがぽ稼いじゃお〜っと!










…それからアユは50階ずつ上がっていき、現在200階目前。



これまで難なく上がって来た。



というか弱すぎて相手にならないって言う感じだね。



『ん〜!お金もけっこう稼いだことだし後は戦いに集中するか!』


客室の一室でアユはこれからのことを考える。



とりあえず、まだ2ヶ月ちょっとあるとして…。


1ヶ月はここで戦闘を学ぶとしても残りをどうするかなんだよね〜。


ここ以外で行く場所ってう〜ん…。






  





      
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