黒子のバスケ

□雨の日の過ごし方
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「ねぇ、テツ」

「どうかしましたか?」

「バスケしたいよー」

「でも外は雨ですよ」






彼女である 未来の言葉にボクはそう返しました。
梅雨である今、外は土砂降りの雨。
部活も休みなボク達は家で過ごしていました。

本当にバスケが好きな 未来です。ボクもそんな 未来とバスケはするのは好きです。
でも雨の中さすがにストバスでするのは無理でしょう。





「もー、雨の馬鹿……」

「雨に怒っても仕方ないですよ」

「まぁそうだけど…」






ベッドに座り少し拗ねたように言う 未来が愛しく感じました。
ボクはそっと 未来の横に座り、横から抱き締めた。






「テ、ツ…?」

「バスケは晴れた日にしましょう。それより今は…」






驚いてこっちを向いた 未来の唇に自分のそれを重ね合わせ、また強く抱き締めました。







「今はこうして、 未来とゆっくり過ごしたいです」







ボクがそう言えば、 未来は顔を赤く染めて「そうだね」と呟いて顔を肩に埋めた。





雨の日の過ごし方





(本当に 未来はバスケが好きですね )(だって楽しいし、それに…)(それに、なんですか?)(いや、なにもない!)(テツがバスケしている姿が好き、なんて)(言えないや)





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短!
雨を見ながら思いついた。ぐだぐだ




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