デュラララ!!

□ラブソティ
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「ただい…ま」
思わず普通に呟いてしまったが此処、臨也ん家じゃねーか…。
まぁ気にしねぇけど
「臨也ぁ…?」
靴を脱ぎ廊下を抜けて、リビングに入るとソファーで眠る臨也が居た。
「寝てんのか…?」
ぷにぷにと臨也の頬を人差し指でつつくが起きる気配が無い。
「起きろー。臨也」
「…んっ?」
肩を優しく叩くと瞼が揺れる。
「シズ、ちゃん…?」
「起きたか?」
「んーっ…」
焦点の合ってない瞳をさ迷わせていたと思ったら急に瞳が合った。
「おはよー」
「……おはよ…」
思わず返事をして。
「…えへ」
「………ッ!」
臨也がくしゃっと笑った。
それがあまりにも可愛くて…。
「どーしたの?」
(…此奴……)
まだ酔ってやがんな…?
水割りしねぇからそんな事になんじゃねぇか。
「シーズちゃん♪」
「だぁっ…!抱きつくな」
「だぁって」
「…………」
誰だコレ。
コイツ実は絡み上戸だったのか。
つか、今までの中で一番酔ってんぞ。
「シズちゃあん?」
「……」
此奴が可愛く思えるなんて末期か…?
しかもそれが末期だろうがどうでもいいと思う方がヤバいが。
















end

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