ﾃﾞｭﾗﾗﾗ!!
□休憩中の愛物語
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甘い物が好き
家族思い
優しい
子供みたい
何気に犬好き
つか、全部可愛い。
†‐†‐†‐†
「トムさん食わないんすか？」
「いや。食う」
ベーコンレタスを頬張りながら言うか。
若干零してるし。
「静雄」
「ふぁい？」
「いや……何でもない」
アイスをつついてるその姿が可愛いとかいったら殴られるか。
「御馳走様でした」
「おぅ。行くか」
「はい―――」
そう返事するが中々動かない。
「どした？」
「いえ……彼奴迷子っぽかったんですけど、大丈夫みたいっす」
静雄の言うように一人の少女が母親に抱きついて泣いていた。
「…よかった」
「………………」
妙に子供に優しいのは、弟がいるからか。
「静雄」
「うす――――!?」
「イー子」
「…何すか」
思わず頭をぐしゃりと撫でていた。
少し力任せだけれど、優しく。
「何でもねぇよ」
「…………？」
分かんないだろうなぁ。
そんなとこまで可愛いって。
そんな所が愛しいだなんて。
END.