爆丸
□孤高の少女
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見上げた空が青い…
いったい、自分はどこまで来たのだろうか?
あてもなく彷徨い始めて何時間が経ったかは知らないが、かなりの時間が経ったことだけはなんとなく分かっていた
「ハァ…」
自分でも珍しいと思うため息。疲労のためか心労のためか、見当はつかないがとりあえず疲れた
(どうして、こうなった…?)
考えたところで意味はないかと思った時、後ろに人の気配を感じた
「ユキトだな、なんでテメェがここにいやがる!」
「……」
振り返った先には薄い水色の髪の少年が立っていた
彼は確か…爆丸ディフェンダーとやらのメンバーの1人だったか…。いつかの映像で見た気がする…
「もし、わたしがユキトだったら…どうだというの?」
「ハッ!決まってる」
言うがはやいか、彼はガントレットを取り出した
「オレとバトルしろ!」
「やれやれ…」
面倒な…と思いながらも自分もガントレットを取り出し、装着する
「「ガントレット、チャージオン!」」
2人の声が森に響いた
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