爆丸
□星空の約束
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それから全員がトレーラーに戻ってきたのは空がオレンジ色に染まってからだった
「ユキト!お前なんでここに!?」
「さぁ…?」
やっと戻ってきたメンバーにため息をつきながらユキトは気だるげに頬杖をつく。まさか、ここまで待たされるとは考えもしなかった
「この頃家に帰ってこないからオレはまたシュンの家にいるんだと思ってたぜ」
「なぜ、そうなるの…?」
「やはりユキトさんとシュンさんの仲だからそう考えてしまうのは自然かと…」
「……」
表情は無表情だが眉間に少しだけしわをよせるユキトにマルチョは言葉を失う。しまった、地雷をふんだ…
「悪いけど、部屋に戻るね…」
「あ、おいユキト」
ダンの制止も聞かずに出ていってしまうユキトにダンは肩をすくめる
「も、申し訳ありません、ボクが余計なことを言ったばかりに…」
「気にすんなってマルチョ、アイツの気まぐれはいつものことだろ?」
またケロッとして戻ってくるって!とマルチョをはげますダンにマルチョはそうですね、と笑った
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