爆丸

□新たな戦いへ
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「爆丸たちはわたし達と同じ知的生物なんです!」


力強く語るミラに同調するようにパーシバル、ウィルダ、シャーマンも口を開く。おそらくこれを見ているヴェスター国民は驚いていることだろう


「国王はこの事を国民に隠し、HEXは裏で爆丸狩りを行い、洗脳してアリーナで戦わせ、見せ物にしていたんです!」

「そんな…!?」


驚きを隠せないアナウンサーが思わずこぼす


「ほ、本当なのですか?ユキトさん」

「ええ、事実よ…」


ユキトは静かに言葉を続ける


「それにプリンス・ハイドロンはワンダーレボリューションを救った六爆丸のうち、5体の爆丸をブロンズ像にし、コレクションと称して捕縛していたんです…。」

「なんと!」

「そして、プリンス・ハイドロンは今も、わたしの友を捕縛しているのです」


この言葉にミラ達も驚いていたが目で制する


(今は、騒がないで…)


ユキトの言いたい事が伝わったのだろう。ミラ達はおとなししく浮きかけた腰を下ろした


「もう一度言います、爆丸はわたし達と同じ知的生物です。どうかみなさん、それを知ってください」


そうユキトは言葉を締めくくった






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