爆丸

□裏切りの街角
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タッと降り立ったのは間違いなくワンダーレボリューションだった


「ちゃんと着いたわ、さすがファーブニルね」

『褒めても何もでんぞ』

「褒めてないわ、すぐに姿を消すような輩を褒めて何があるの?」


しばしの沈黙の後、ファーブニルは後を任せたと言ってファーブニルは完全に気配を消した


「まったく…」


言い返さないのね…と呆れながらトレーラーへと向かうダンとバロンの後を追う

すぐに見つかったトレーラーは明かりどころか、人の気配もなかった


「エース〜!?」

「誰もいねぇのか?」


静かすぎるトレーラー内、エースも、シュンも、マルチョも、その3人のパートナーもいなかった


「……」

「バロン早く!」

「今やってるッス」


メインルームで機械を起動させ現在位置を確認するバロン


「ここが現在位置、で、ここがβシティッス」

「じゃあシュン達はβシティの…」

「ディメンショナルコントローラを破壊しに行ったってことッスね!」


笑いあう2人にユキトはクスリと笑う


(そんな楽天的でいいのかしら…)






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