爆丸

□つのる想い
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「おや?ユキトさん、お出かけですか?」


アリスからの通信で地球に戻ることが決まり、全員が別室でお茶をしているのとは別にどこかに行こうとしているユキトを見かけてクラウスは声をかける


「えぇ、少し用事ができて…」

「そうですか、ですがダンくん達に一声かけていったほうがよいのでは?」

「大した用事ではない、すぐに戻るわ…」


それだけ言ってユキトは行ってしまう。止めようとも思ったが、自分が言ったところで聞きはしないだろう


「相変わらずミステリアスな方だ…」

『どうしますか?ご主人様』

「彼女のことだ、必ず帰ってくるだろう」


だからわたし達は彼女が帰ってきた時にすぐ地球に行けるようにするだけだよ






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