爆丸
□赤い運命
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「ダン…」
「ユキト?どうしたんだよ、そんなところで」
エースたちとの会話を一通り終えたところでユキトが姿を現す、その肩には白い爆丸が乗っている
「ユキト、その爆丸…」
「ナーガよ」
「なっ!」
『そんなバカな!』
ダンだけでなく、ドラゴも驚きの声をあげる
「でもナーガといっても、この子には前の戦いの記憶はほとんど残っていない…ドラゴ、あなたのことも情報として知っているだけ…」
「だとしても、なんでナーガがここに!」
「戦うためよ…」
「っ…」
真っ直ぐにダンを見つめてユキトははっきりと言う
「戦うって…」
「自分が狙われているのに、何もしないわけにはいかないわ…」
そのためのナーガよ、とナーガを手のひらにのせる
「だから、仲良くしてあげて…?」
『「はっ?」』
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