アンチアレス

弓張り月のすぐ横で
空に磔の赤い星
あれは僕の心臓だよって
気弱な蠍が泣いている。
シクシク…
シクシク…

両手を広げた白い老木
希望が首吊った縄の上
シェリーの詩集を読みながら
優しい蠍が泣いている。
シクシク…
シクシク…

彼女は僕の尻尾を吸って
蟻地獄にのまれて死んだ
悲しくてしょうがないさ
どうやら愛はこの胸の奥に
残ってたみたいだ。


Baby!!Baby!!
神様に奪われた
僕の心臓は風に吹かれて!!
Baby!!Baby!!
神様に奪われた
僕の心臓はひとりぼっち…
シクシク…
シクシク…


銃痕のあるテンガロンを
見つけてソコに住み着いた。
風の強い日は飛ばされて
不安な蠍は泣いている。
シクシク…
シクシク…

サボテンは僕と似てるから
とても話しやすくて好きさ
火星と僕の心臓を間違えないし
神様なんて嫌いと言ってくれた。

※ R e p e a t ※

いつしか尻尾の毒が消え
愛し合える時を待ってる
あれが僕の心臓だよって
子供に見せる日を…
シクシク…
シクシク…
シクシク…
シクシク…


Lyric by cocoROCK 


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