総受けな帝人


□泣き虫な君へ
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※臨也さんがまさに外道
シズちゃんが病んでる
臨也さんがエロ語を放ちます。








俺の腕の中でひっそりと涙を流していたアイツは今__...


世界一殺したい奴の腕の中にいる。
赤い瞳に黒い髪、
あぁ、まるで悪魔みてぇな奴に最愛の彼を奪われた。

青く光る瞳。
それは巻き込みたくなかった『こちら側』しか映さない。

それもこれも全部奴のせい。

あぁ、なんだかその青い瞳も赤い瞳に似てきている。
まるで奴が二人いるようだ。

奴はそんな彼を見てニヤニヤと笑う。

俺はそれが許せなかった。

ある日、彼にメールで呼び出した。

彼はいつもの愛らしい笑顔で俺を見つめた。

そんな彼を抱きしめる。

あぁ、久々の感覚に涙が出そうになった。

「静雄さん?」

竜ヶ峰が不思議そうに尋ねてくる。

だから、

「もうあのノミ蟲…臨也と関わるな」

そう言うと困った顔をした。

止めてくれ。

あんな奴について困るな。

ヤメテクレ


「それは…確かに臨也さんは危ない人です でも静雄が言うほど悪い人じゃありません」

あぁ、駄目だコイツはもうあの野郎の甘毒に侵されている。

「駄目だ」
「嫌です」

それを聞いた俺は脳のストッパーが外れるのがわかる。

ぎちっ

ぎりぎり

「しず…お…さっ…!」

ぼきん

ごきん

ばりん

ぐちゃ

ぐちゅ

ごきん



気がつけば、竜ヶ峰は俺の腕の中で泣いていた。

ただし、以前とは少し違う。

恐怖や絶望の色、俺を恐れた奴の目だ

綺麗な青い瞳からは涙がいくつも筋を作っていた。



「ねぇシズちゃんそれもう死んでるよぉ? いつまで抱き締めてんの? あれっ?シズちゃんて死体愛好家だっけ?」

「まっ楽しかったよ帝人くん
また新しい玩具を探さなきゃ
シズちゃんはめんどくさい事してくれちゃってさー
折角今回の玩具は長続きして面白かったのに
単なる色恋に流された化物に壊されるなんて最悪の結末

ま、壊れた玩具に興味なんてないね

好きに使うとでもいい

綺麗に化粧してあげたり、ましては死体相手に自慰でもしたらぁ!?
白い顔にシズちゃんの汚い欲望をぶちまけたり、または動かないし感じない孔にでもナニをぶっ込むの?

ひゃははははははは!!それサイコーッ!!
ま、腰骨や背骨、骨盤が粉砕してるはずだからそんな事も無理だろうけどね!

んじゃ それのあと処理をよろしくーバイバーイ」


俺は泣きじゃくる帝人の髪をそっと撫でて、額にキスをし、見開かれた瞳を閉じてやった。
そして、再び抱き締める



ごきん…








end
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