Novel

□初デートの前日は…
1ページ/1ページ

あなたは、フリル好きですか?
レースは?

ふわふわ。ふわふわ。
ピンク、白、クリーム色。
やわらかいパステルカラーに包まれて…。
さぁ、どれにしようかな?

ベットの上には、いろいろな服がちらばっていた。
「うーん、どれにしよう?」
…うーん。
………うーん。
「やっぱ、これがいいかな?」
白色のふわふわなワンピース。
サテンリボンが付いているシンプルだけどかわいいそんな服。
これに、ローズピンクのニットカーディガン。
「これで、バッチリ☆」あとは…アクセサリー。
ハートかな?
それとも、リボン?
あっ、やっぱりお花がいいかな?

ぴょんとベットから飛び下りて
「うーん…どこに閉まったっけ?」
ドレッサーの前で右往左往。
「あっ、そうだ!」
がさごそ。がさごそ。
見つけたのは、小さな木製の宝石箱。
その中から、キラキラのラインストーンがちりばめられているお花のネックレスを取り出す。
あとは…バックはこの小さめのリボンが付いたのを。
髪は…軽く巻いてみようかな?

…いろいろな準備を終えて一息をつく。
あとは、寝るだけ。
寝るだけなのになぜだかドキドキが止まらない。
明日は、君との初デート。
そう考えるだけで胸のドキドキが早く大きくなる。

今日は、ちゃんと寝れるのかな?

そんな事を思いながら目を閉じる。

…おやすみなさい。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ