Poem

□心の色〜生まれ変わる瞬間〜
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この世の終わり。
時の狭間。
すべてを司る場所。
そのどれもが当てはまる場所はあるか。
それは、天国なのか。
もしかしたら、地獄かもしれない。
ただ、何もない虚無の世界が続いてただただ宛もなく彷徨うだけ。
色も黒と白のコントラストしかない。
闇の中では、光を求め。光の中では、闇を求める。
一見、矛盾しているようでしていない。
ただ、虚空を見つめる瞳。
人は、寂しいと心の殻に閉じ籠ってしまう。
そして、そこはただ何もない白と黒。モノクロの世界。
ただ、ただ時間が過ぎていくだけ。心の殻は、外からはほとんど割る事は出来ない。心の殻は、自力で割るしかない。
割って、粉々にして殻という形を壊して…。
そして、自分というものが生まれる。
その先は、無から有を自力で作らなければならない。
そう、それはモノクロの世界からカラフルな世界へ変わる瞬間。
 

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