novel2

□私のワガママな願い
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星空を眺めて。




ふと思い出すのは、とある遠い国のお話。

天の川という、星の川が隔てた男女の恋物語。

その男女は、お互いどう思ってたのかはわからないけど…ただ、一つ言える事は、私はそんな一年に一度しか会えないなんて嫌だと思った。

今、目の前で安らかに眠る温もりが遠退いてしまうなんて考えられない。

それは、醜い独占欲であって…それは、ささやかな私の願い。
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