novel2

□不確かで確かな何か
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『あー…頭がくらくらする。』

「ここ、どこだ…?」





目が覚めたら水色の天井で…それは、日頃見慣れた自分の部屋だった。

「なんで…?」

"こんな所にいるんだ?"

「なんでって、あんた熱出して倒れたの覚えてないの!?」

オレンジ色の髪を揺らしながら、呆れた顔で彼女は言う。


「あー…どうりで、ダルいわけだ。」

僕は、尚深くベットへ沈み込む。
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