novel2
□カレ依存症
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「うん。私も会いたい。」
あ…、私の顔泣きそう。
「…もしかして、泣いてる?」
彼女の声が微かに震えてる気がしたんだ。
「泣いてないよ。」
……強気な彼女の事だ。
多分、泣いている。
だけど、隠してるんだ…バレバレだけど。
「もうちょっとだもん…もうちょっとしたら会えるから。」
我慢するもん。
「うん。俺も頑張るから…もう少しで会えるよ。」
俄然やる気が出た。
仕事に集中してた分、彼女を愛してあげよう。
終わったら、彼女の好きなケーキに花を添えよう。
きっと、喜んでくれる。