novel2

□カレ依存症
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「おい。何笑ってるんだよ。」

向こうから聞こえる鈴が鳴るような笑い声。

そんな、彼女に少しムッとしてしまう。

だって、本当の事なんだ。

たった、1ヶ月だろって思うだろうけど当事者達にはすごく長い時間で…。

だから、珍しく電話してみたんだ。

でも、彼女の笑い声を聞いたらほっとした。

すごく、安心する。


「笑うなよ。」

「だって、嬉しいんだもん。」

そんな可愛い事言うな。


「会いたくなるじゃんか。」

あっ、やべぇ…声に出てた。
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