Novel
□寒い日に求めるのは…
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その仕種と言い方がおかしくて…可愛くて…自然と苦笑ではなく本当の笑みが漏れてしまう。
君は、僕の行動に勘違いしたのか少しむっとして
「なんだよー。何か文句あっか?」
と少し怒気を含んで言う。
だけど…そんな上目遣いで言われても全く効果は無い。
むしろ、そんな君にでさえ可愛く思えてしまう。
僕はそんな君の腕を引いてぽふっと自分の腕の中に収めた。
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