貴方との未来

7th down
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数時間かけやっと大阪に着いた


大阪には従兄弟の綾斗とおばちゃんが待っていてくれた





「久しぶりね」

『お久しぶりです
急な話ですみません…
これからお世話になります』




おばちゃんに丁寧に挨拶をする


あたしはこれからおばちゃんたちのとこに居候することになっている



父さんはマンション借りても良いと言ったが

おばちゃんが「そんな金勿体ないからうちにおいで」と言ってくれた





「あの言葉遣いの悪かった美那も敬語使えるようになったんだな」

『これぐらいは余裕だし』




今話しかけてきたのが従兄弟の綾斗


歳は1こ上



もともとは東京に住んでいたけど

綾斗がこっちの学校に入学したので家族全員で引っ越してきたのだ





「褒めてんだからそんな怒んなよ」




そう言って綾斗は幼い子を褒めるようにあたしの頭を撫でてくる


相変わらず子供扱いなんだな…







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