貴方との未来
□5th down
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ピンポーン
天気の良いある日の昼下がり
普段あまり鳴ることの無い玄関のチャイム音
こんな時間だと来るとしたらセールスとか宗教か?
面倒だな
そう思い無視することにした
暫くすると
ピンポーン
再びチャイムが鳴った
しつこいなぁ…
あたしは渋々出ることにした
『はい』
出るとそこには知らない2人の男が居た
誰だ…?
「初めまして
飯田美那さんのお宅ですか?」
『そうですけど…』
何であたしの名前知ってんだ?!
何か悪いことしたっけ?
いや…
そんな覚えはないな
一体誰?!
妖しすぎる…
『…どちら様ですか?』
「あ、これは失礼致しました。私たちはこういう者です」
そう言い男は名刺を取り出した
あたしはその名刺を受け取り目を見開く
この人たちがここに来たことによって
あたしの人生が大きく変わることになる――…
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