貴方との未来
□2nd down
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2人の言い争いが続く
誰も止めようとはしてくれない
『だいたい何のために呼び出したのよ?!』
蛭「さ〜て、なんでしょう?」
『あぁ゛?』
蛭「ケケケ」
そこへある聞き覚えのある声が入ってきた
「もしかして美那ちゃん?!」
声が聞こえた方を振り向くとデ…
栗田が走ってきていた
相変わらず遅いなぁ…
栗「うわぁぁぁあ」
栗田に抱きつかれそうになり即逃げた
力半端ないし…
『抱きつかれたら死ぬから』
栗「あ、ごめんね
久しぶりだったからつい」
『確かに久しぶりね』
栗田は涙を流している
やっぱり何も変わってなさそう
栗「いつ日本に帰ってきたの?」
『2ヶ月ぐらい前』
「あの〜」
栗田と話していると1人の男の子がおずおずと声をかけてきた
小「栗田さんと蛭魔さんの知り合いなんですか?」
栗「そうだよ
金髪の子は知らないけど…」
小「そうなんですか」
蛭魔と栗田をさん付けしてるってことは1年生?
あたしは話しかけてみた
『君、1年生?』
小「ビクッ)あ、はい」
この子どんだけビビってるの?
てかこの子もアメフトやってるのか?
かなり向いてなさそうなんですけど…
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