Vivid Days
□第0章
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「お喋りでもしてよっか!」
マジバーガーで響くのは誠凛高校、男子バスケ部カントク相田リコの声
そう、これは「黒子のバスケ」番外編
「…だけ?!そんだけ?!
いいの?!」
「なんかイベントねーの?ですか?」
「だって番外編よ?!
本編で出来ないことしたいじゃん
てか本編なんて描いてる方が軽く引くスピードで話進んでんのよ?!」
「実もフタもない
とにかくグダクダのどーでもいい話とかやってみたいんじゃ―――――――い!」
「どうしたんだ
カントク」
「疲れてんじゃねぇの?」
「さー喋れ!
どんどん喋れ!」
「逆に喋りづれぇよ!」
「じゃ…黒子の卒アルでも見せてもらうかナ」
「え…」
「それいただき!」
「そんなの持ち歩いてないですけど…」
「チャリ貸してやるよ!
20〜30分ありゃ行けるだろ?!」
チリリ〜ン
黒子は仕方なく自転車を借りて家に卒アルを取りに行くのだった――
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