貴方との未来
□13th down
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朝からハードな運動
なんだか中学の頃に戻ったみたい
あの頃は蛭魔や栗田、武蔵に綾斗
そして颯斗もいたな――
中学の頃を思い出していたら後ろから頭を叩かれた
『綾斗!急に何するんだよ?!』
「ボーッとしてるお前が悪い
それにそんな言葉遣いで良いのかぁ?」
あたしが反論しようとしたら綾斗は意地の悪い笑みを浮かべた
その意味深な笑みと言葉にやっと後ろに花梨ちゃんが居ることに気がついた
もしかして助けてくれた…?
「バレても俺は困らないけどな」
綾斗はそれだけ言い残し行ってしまった
やっぱり助けてくれた訳ではないらしい…
花「おはよう。朝から仲良しですね」
『おはよう
仲良し、なんですかねぇ…』
花梨ちゃんの言葉に思わず苦笑してしまう
他人の目から見たら仲良さそうに見えるのかなぁ?
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