Harry Poter
□第一話
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恥ずかしかったのか名無しさんは顔を赤くする。
ルシウスは軽く名無しさんを引き寄せ...片方の手で頬を撫でる。
『!』
スネイプは素早く名無しさんの手を引き...抱寄せる。
『せ、先生!』
スネイプ
「ちょっと度がすぎますよ先輩…サフィーアに呪われますよ?」
ルシウス
「その前に君に何かされそうだ…まぁいい…ドラコ行くぞ」
ドラコ
「はい!」
スネイプ
「………」
『マルフォイさん達と、お知り合いだったんですか?』
名無しさんにスネイプは無言で手を引き歩く。
暫く無言で歩く二人、名無しさんはスネイプの機嫌が悪いのは分かっていた。
スネイプは気づかないが眉間にシワを寄せる癖がある。
名無しさんは何か気分を悪くさせるような事をしたのか考えている。
スネイプ
「ついたぞ…」
目的地について顔を上げると...。
杖のお店...オリバンダーの店だ。
スネイプ
「先に入ってなさい」
そう言うとスネイプは足早に後にした。
暫く辺りを見ていた名無しさんだが、店の奥からオリバンダーが出てきた。
オリバンダー
「おぉ!!イレーネスとサフィーアの娘さんかい!!」