Harry Poter
□序章
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「あら...」
真紅のドレスを翻してきた人物・・・。
イレーネス・ヘルクレス・フォーマルハウト
???
「どうかしたかい?イレーネス?」
穏やかで理知的な男・・・。
サフィーア・ヘルクレス・フォーマルハウト
イレーネス
「名無しさんに...ホグワーツからよ!」
イレーネスは目を輝かせながら、手紙をサフィーアに渡す。
サフィーア
「懐かしいね…サタン…いいかい?」
サタン
《はい》
サタンと呼ばれた女性が現れる…。
サフィーア
「名無しさんを呼んできてもらえるかな?」
サタン
《はい…ただいま、主のおもうままに》
ー*名無しさんの部屋*ー
サタン
《失礼いたします、名無しさん様》
『サタン...どうしたの』
名無しさんと呼ばれた少女は振り返る。
父と同じ瞳に母親譲りの長く緩やかな髪
サタン
《イレーネス様とサフィーア様が庭でお待ちです》
『父様と母様が?すぐ行く!』
サタン
《はい、お待ちしています》
サタンは一礼して消えた
サフィーア
「来たようだね」
『父様!母様!お呼びしました?』
サフィーア
「名無しさん...はい、これ」
サフィーアは名無しさんに先程の手紙を渡した…