Harry Poter
□第六話
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学期末試験を終えて教室を出て歩く。
『以外と学期末試験って、いつもの試験と変わらなかったね?』
ハーマイオニー
「えぇ噂と違って楽しかったわ!」
ロンはハーマイオニーと名無しさんを交互に見て信じられないと言うように顔を歪ませる。
ロン
「ありえない…」
ハリー
「二人とも頭いいからね……ッ!」
急に額を押さえるハリー。
ロン
「大丈夫かい?ハリー!」
ハリー
「額の傷がズキズキするんだ」
ハーマイオニー
「ねぇ…それ前にもあったかしら?」
ハリー
「前とは違う気がする」
『とにかく医務室に急ぎましょ?』
ハリー
「いつも何か起きると痛くなるんだ…きっと危険を知らせる前兆だよ」
医務室に向かう途中…ハグリッドの小屋の前で何かに気づき止まるハリー。
ハリー
「そうか!…ハグリッドはドラゴンを欲しがっていた…そこへ都合よく誰かが卵をくれるなんて…」
『確かにドラゴンの卵なんて持ち歩くなんてへんね』
ハーマイオニー
「なんで気づかなかったのかしら!」
四人は急いで小屋に向かうと、笛をふくハグリッドのもとに急ぐ。