千南
□千石誕記念
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0時ぴったりに千石の携帯に鳴り出した。
今日だったのが昨日になった今、千石の誕生日11月25日になった。
そのため誰かしら千石の誕生日に祝おうとメールや電話をしてくるのだ。
千石の誕生日が来てから始めに鳴った携帯の画面には千石が思いを寄せている相手の名前―――《南 健太郎》と書いてあった。
南もまた千石に思いを寄せており、二人は付き合っているのである。
頬が緩くなる千石だが、電話が切れないうちにと急いで電話に出た。
「もしもーし!」
『あ!千石か?寝てたらどうしようかと思った』
「これが起きてたんだよね!」
『そうか。…その、誕生日おめでとう、千石』
「ありがとう、南」
『お前の誕生日には一番最初に祝いたかったんだ』
南は照れたようにそう言った。
そんな南の言葉に嬉しくってにやけが止まらなくなる千石。
その顔はにやけていて、気持ちが悪い。
「ねぇ南、今日は俺の誕生日だからさ、俺のお願い叶えてくれない?」
『願い?俺が出来ることならいいぞ』
「ありがとう、あのね…」
「 」
そう言った千石はにやけていたさっきまでの顔とは違って、真剣そのものになっていた。
『…その願い叶えてやるよ///』
千石は南の顔が真っ赤になっているだろうと考え、微笑んでいた。
そうして千石の15歳になっての初めての夜は過ぎて行った。
「ずっと、いつまでも俺の隣にいてくれる?」
END.
いつもより、倍訳のわからない小説になってしまいました。・゚(p\\\'д`。゜o
千石は南にずっと隣にいてほしいと思ったんですよ!!
ともかく千石誕生日おめでとう(*\\\'v`*pq)