仁柳生

□桜の木の下で
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初めてあいつに会ってから二年がたった。
桜の木の下で桜を見ているあいつに一目惚れをしてしまった。

男なんにの

その男はすぐに立ち去ってしまったが、俺はそこから一歩も動けなくてずっとそいつがいた所を見とった。
チャイムが鳴り、現実に引き戻された俺は急いで教室に向かった。


そんときに同じクラスでそん男が柳生比呂士という名前だと知ったんじゃ。
まぁ、その話しは今度にしようかの。




俺達は三年生になりクラスが離れてしまった。
はっきり言って柳生不足じゃ!!
今までは同じクラスじゃったからいつでも引っ付いていれた。
それなのに今年クラスが違うとは!!
それにプラスしてなんで真田が柳生と一緒なんじゃ!!
許せんなり!

「おい、仁王!聞いてんのか?!」

ブン太とは柳生繋がりで仲良くなったんじゃ。

「すまん、聞いてなかったなり」

「どうせ柳生のことでも考えてたんだろぃ」

「…ピヨ」

なんでわかったんじゃ。
こいつは何故か俺が柳生を好きなことを知っとった。

「お前意外とわかりやすいからな。柳生に関しては」

「煩いなり」

こいつが知っとるということは参謀や幸村も当然知っとると言うことか…。
最悪じゃ。
真田は鈍いから知っとるわけがないがの。

「告白しねぇのかよ?」

「…出来たらしとるわ」


そう、出来たらしているのだ。
ただ、この関係を壊したくはないから言わない。言えないんだ。


今日も俺は柳生と″友達″を続ける。


でもいつかは俺の物にしてやるなり。
覚悟してんしゃい!!



END.

何が言いたいのかわからなくなった…。
まぁ、仁王は柳生相手だと感情を隠せません。と言いたかったんです(´・ω・`)

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