跡忍

□夏祭り
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「ちょ…これ女物やん!男の俺が着てどないすんねん」


忍足がビックリしている間にも着々とことは進んで行き、忍足の長めの髪は横で一つに結ばれていた



「なんやねんこれ…俺がこんな格好しててもキモいだけや……」


そう忍足が呟いていると跡部が仁平姿で入ってきた



「いいじゃねぇか、侑士」


そういわれるまで跡部に見惚れていた忍足は少し顔を赤くしながら跡部に反抗した


「なんで俺が女物なんて着なきゃ行けないねん!!!」



そういわれた跡部はしれっとした顔で、そんなもん似合うからに決まってんだろうが。と言った



「なッ!!でも…」


「まぁいいから祭行くぜ」



顔を赤くした忍足の言葉を途中で区切り、跡部はまた忍足の手を引いて祭の会場へと向かった
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