跡忍

□夏祭り
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「着いたぜ忍足。さぁ降りろ」


家に着くなり二人分のラケットバックを執事に持たせた跡部は忍足の手を引っ張りながら家の中に入って行く



「さぁ祭の準備をするか」


「なぁ跡部、準備ったってなにすんねん」



「あぁ…お前には浴衣に着替えてもらう」


「は??浴衣?」



「そうだ。」




そう言った跡部は指を鳴らしメイド達を呼んだ



「こいつを浴衣に着替えさせてくれ」


「は?ちょ!跡部?!」



メイド達に連れていかれた忍足は自分に着せられた浴衣に出る言葉もなかった



その浴衣は






女物だったからだ
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