その他

□第三者シリーズ
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最近私のクラスによく仁王君が来る。
何故かはわからないけれど、きっとテニス部の誰かに会いに来ているんだと思う。
そういえばよく柳君も来ている
柳君と仁王君は、鉢合わせするたびに何かを言い争っている。
それを柳生君と真田君が止めるんだけれど、真田君は柳君に強く言えないみたい。

そんなことを考えていたら、今日もまた仁王君が来た。
仁王君は来たと思ったらすぐに柳生君のところに行った。



「柳生〜。柳生がいなきゃつまらんなり。俺もこのクラスがいいぜよ!」

「無理を言わないで下さいよ。私だって仁王君と一緒がいいんですけど我慢しているんですから」

「柳生〜!大好きじゃ!!俺、我慢するぜよ」

「学校でそんなこと言わないで下さい!!恥ずかしいでしょう!!///」

「柳生、照れてるなり!可愛いー!!」

「うるさい!黙りたまえ!!」


柳生君の顔が真っ赤だ…
それにしても何て言う会話を……。


「弦一郎、来てしまった」

あ、柳君が来た。


「む、どうしたのだ?蓮二」



どうでもいいけど本当最近、二人とも毎日来るよね。


「いや、弦一郎に会いたくなってな。どうしても堪えられないから来たんだ」

「な!//た、たるんどる!!///」

「(クスクス)まぁ、そう怒るな。俺に会いたくなかったか??」

「……そんなことはない。会いたかったに決まっている」

「本当に可愛いな、弦一郎は」

「か、可愛いわけがなかろう!///」

真田君も顔が真っ赤だ。



それにしても、さっきからこの会話はなんだろう…。
まるで付き合っているような……。
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