BL小説
□カラフル
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俺、坂田銀時は悩んでいた。
理由は…愛しの恋人の晋ちゃんこと高杉晋助の誕生日プレゼントを何するか。についてだった。
「むぐぅ……どうすればいいんだぁー…」
10分くらい店の中をうろうろしていたため、店員が寄ってきて、何かお探しですか?っと営業スマイル満点で話しかけてきた。
「あ、いやぁ〜プレゼントを…」
「彼女さんにですか?」
彼女…まぁ、常識的に考えたらそうだよな…
「あ、はい。そんな感じです…」
「どんな彼女さんですか?」
うーむ…性格…?
「……可愛くて、わがままな女王様で…ツンデレで…
淫乱で………あ」
言ってはいけないようなことを言ったと思い横を見ると案の定、店員の笑顔が凍りついていた……
流石に淫乱はまずかったか…
にしてもこれだけ聞くと、完全に女の子だよな…
「………えっと…こちらなどいかがかでしょう」
場を紛らわすために店員が何かを持ってきた。
「洋服ッスか〜」
でも女物だ…
これはな〜…あ、でもセーラー服とかメイド服ならいいかも…
「あの、コスプレ系の服ありますか?」
「ありがとうございました〜」
やっと店から出ると、俺はルンルン気分で高杉の家に向かった…
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