HAPPY BIRTHDAY
□本当に大切なもの
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「よぉ、綱。」
「っえ?ディーノさん?!!
ドぉしたんですか?」
「今日はちょっと仕事でなっ。
リボーンはいねぇか?」
「リボーンは…昼寝中です||||」
「じゃぁ、またあとで来るはっ 」
ふぅ。
俺の周りには部下がいる。
信頼することのできる部下がいつも。
だからこそ、
俺の居場所があり、あいつらの居場所もある。
あいつらの、いつも大切にしてくれる部下たちのおかげで
仕事一本!!
にならなくて済む。
馬鹿みたいに笑っていられる。
いい家族だっ。
リボーンが起きるまでは…まだ2時間もあるな。
リボーンの生徒だったからよくわかる。
あいつは一度寝だすと、3時間半くらい起きない。
し、
起こしたら殺される。。。
部下たちのいるホテルへ戻る気にもならず
気がつくと近所の公園で
ボー――――――
っと、ブランコに座っていた。
ただ何処を見るわけでなく。
明後日の方向を向いていた。
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