HAPPY BIRTHDAY

□本当に大切なもの
1ページ/4ページ


「よぉ、綱。」

「っえ?ディーノさん?!!
 
 ドぉしたんですか?」

「今日はちょっと仕事でなっ。

 リボーンはいねぇか?」

「リボーンは…昼寝中です||||」

「じゃぁ、またあとで来るはっ 」




ふぅ。



俺の周りには部下がいる。

信頼することのできる部下がいつも。

だからこそ、

俺の居場所があり、あいつらの居場所もある。

あいつらの、いつも大切にしてくれる部下たちのおかげで

仕事一本!!

にならなくて済む。

馬鹿みたいに笑っていられる。

いい家族だっ。






リボーンが起きるまでは…まだ2時間もあるな。

リボーンの生徒だったからよくわかる。

あいつは一度寝だすと、3時間半くらい起きない。

し、



起こしたら殺される。。。



部下たちのいるホテルへ戻る気にもならず

気がつくと近所の公園で

ボー――――――

っと、ブランコに座っていた。

ただ何処を見るわけでなく。

明後日の方向を向いていた。









.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ