10/07の日記
17:11
ギャグちっく20題.16
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「さぁ奈月、どこからでもかかってきて良いよ」
「はい!よろしくお願いします!!」
皆さんおはようございます!花開院奈月です。今日は秋房さんが稽古をつけてくれると言うのでお言葉に甘えてます!秋房さんの戦ってる所って見たことないからちょっとワクワク・・・!もうあちらは妖刀構えてるから私も急いで式神炎鬼を出す。深呼吸して・・・いざ。
「・・・じゃ、行きます」
炎を全身に纏わせて火炎玉を何発も撃つ。秋房さんはそれを次々とかわして私の目の前にくると一閃する。けどすぐ負けるわけにはいかないから私も急いでかわして炎円陣を作って一気にたたきこむ。でもそれが甘かった。
「!!」
目の前に再び秋房さんが来て刀を振り落とす。衝撃にそなえて目をつむると・・・
パチンッ
「・・・へ?」
ものすごい痛みが来ると思ったのに、実際きたのはおでこにちょっとした痛み。拍子抜けしちゃって目をあけるとそこにはいつもの笑顔を浮かべた秋房さん。
「ダメだよ奈月。常に色んな所に気を配らないと」
「あ・・・は、はい。ごめんなさい?」
今のはもしやデコピン?流石に怪我させるとマズいからって気を使ってくれたのかな?そう思ったら、どっと疲れが・・・!!・・・年かな。
「さすがですね秋房さん。私もうバテちゃいました・・・あはは」
足元フラッフラで何とか縁側までたどり着いてすぐにバタンキュー。知ってますか皆さん、術って(式神含む)すごい精神力と体力使うんですよー!これマメ知識!覚えといてね、テストに出るよ!(大嘘)あ゛ー・・・体動かしたから暑いや。でも床がひんやりして気持ち良い・・・。
「あ゛ー・・・」
「奈月。そこで寝ると体が痛くなるよ?」
「だってぇー・・・動きたくないんですよー・・・疲れました」
「そうか・・・。なら、はい」
そう言って秋房さんが私の隣に座って膝を叩いてる・・・。まさかこれは、
「膝まくら、ですか・・・?」
「そうだよ。疲れてるんだろう奈月」
「いやいや!!秋房さんもでしょう!?」
「私は奈月と違って鍛えているからね」
「いや良いですよ!!迷惑だろうし!!!」
「私がしたいんだよ、さぁどうぞ」
秋房さんすっごいにこやかで断れないんですが!!普通膝まくらって女の子がするもんじゃないの・・・?せかすようにひざを叩いてるからしぶしぶお膝へ・・・。わー下から見ても秋房さん美人さんだなぁ・・・。まつげも長くてうらやましい。あ、秋房さんいい匂いする・・・。ヤバイ・・・
16.眠くなってきた
(・・・スー・・・スー・・・)
((なんかこれは緊張するもんだな・・・))
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