10/02の日記

18:22
ギャグちっく20題.13
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・・・皆さんこんにちわ、花開院奈月です。今再びピンチです。



「で、奈月よ。秋房、竜二のどちらに嫁ぐ?」
「・・・えーと・・・」



まるで本家に住むときと同じ状況いや、それ以上かもしれない・・・。かれこれ数ヶ月本家に居候させてもらったけど・・・。どっちに決めればいいのかわからないし・・・。



「当主様、やっぱり私には早いです。まだ高校生だし、ちゃんとした恋なんて・・・。2人のどちらかを選べと言われてもわからないです」



そういえば私の初恋っていつだ?幼稚園の頃?いやでもあの時ハゲた先生しか男の先生いなかったし・・・小学校も中学校も修行であけくれてたし・・・。本当いつだ?
もしかして・・・私男性に興味ないとか・・・!?どうしよう、それは何か嫌かも・っ!花開院家に同性愛に理解あると思えないし・・・。



「当主秀元、秋房と竜二です中に入っても構いませんか?」



この声は秋房さん!もしや私に嫁ぎに来られるのは困るとか言いにきたのかな?それはそれで嬉しいような悲しいような・・・。



「おお2人共、入りなさい」
「失礼します」



2人は私を挟んで座った。な、なんかさらに緊張するんだけど・・・!!



「秋房、竜二。奈月を娶る気にはなったか」
「当主様、誰も私を娶る気になんて」



「「はい、ぜひ」」



「・・・は?」



今、2人何と言いました・・・?



「彼女はそそっかしいですが他人にちゃんと気配りも出来て」



秋房さんが私の左手を握って、



「家事も出来て、ふとした時に見せてくれる笑顔で癒されます」



竜二さんが私の右手を握る。



「「ぜひ彼女を妻に」」



まるで耳元に囁くかのように当主様に告げる。それがとっても恥ずかしくて心地よくてドキドキして・・・。
ん?ドキドキ・・・?!



13.もしかして初恋



((私の顔、今絶対赤い・・・っ!))



((絶対渡さない))
((こいつにも、他のヤツにも))

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