08/28の日記

19:02
ギャグちっく20題.09
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皆様・・・こんにちは奈月です。お元気ですか?私は・・・



「まさかの・・・骨折かよーっ!!」



元気じゃありません。いや元気なんですけど元気じゃないと言うかなんというか・・・。昨日の学校の帰り道自分ルールで影ふみをしてたんですよ。皆さんもやったことあるでしょ?昔小さい頃とかに!!実は私未だに1人で帰る時やっちゃうんですよ、楽しいじゃないですか自分ルール!!!
・・・話をちょっと戻しまして影から影に移るとき結構広くて踏めなくてジャンプしたんですよ・・・もうその後は言わずもがなです。



「・・・私の馬鹿・・・っ!!」



そしてこうして骨折がひどいので入院ですよ、暇だ、暇すぎる。



コンッコンッ



「?はい、どーぞ?」
「なーつきっ!入るよー」



ドアから入ってきたのは破戸と秋房さんと豪羅さん。あんたららせんの封印の守護者でしょーに良いのか・・・?でも見舞いは嬉しいけどね!!!



「見舞いに来たよ〜」
「はいはい、ありがと」
「元気そうだな、これなら直ぐ治るだろう」



豪羅さんがそう笑って折れた方の足を叩くけど・・・イタイ、イタイです豪羅さん・・・っ!!!私一応怪我人ですからね!?そこっ!聞いてます!?



「俺たちは帰るか。奈月の無事も確認したし、2人の邪魔しちゃいけないしな!!!」
「じゃーねー奈月ー」



ちょっと待て、帰るの早くない!?何、何なのこいつらー!!!
私が心の中でブツブツ呟いてると秋房さんは近くにあった椅子に座って消灯台の上にあるフルーツの籠からりんごを取り出して皮をむく。



「ねぇ奈月」
「はい?」
「この間の・・・竜二と行った妖怪退治はどうだった?」



秋房さん皮むくの上手いな・・・じゃなくて先日のこと思い出してうーんとうなり声をあげる。ぶっちゃけあれはもう・・・



「こき使われた記憶しかないんですよね・・・」
「楽しくなかったのかい?」
「まったく」



そう苦笑いで答えると爪楊枝でさしたりんごをくれた。うん、おいしいなぁ・・・。そこにコンコンと再びノック音がして看護師さんが入ってきた。



「失礼します・・・ってあら、こんにちわ」
「こんにちわ、彼女がお世話になってます」



そう言うと秋房さんは礼儀正しくお辞儀をした。うーん・・・さまになってるなー・・・看護師さんは点滴パックを替えて笑顔で私たちを見る。



「彼氏さんですか?」
「いいえ、」



09.保護者ですから



「!?」
「あら・・・これは失礼しました・・・。あ、ゆっくりしていって下さいね」
「ありがとうございます」



(あ、ああ秋房さんー!?)
(どうかした?)



((本当は嬉しそうに竜二のことを話したことに対してのあてつけだよ、奈月))

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