□被写体:君
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幼い頃から写真が好きで好きでたまらなかったのだが、どの写真よりも自分の撮る写真がいっとう好きだった。
何故って目立ちたがりで写りたがりの君がどの写真にも写っていたから。

アルバムを開けば一面に君の悪戯な笑みが、あるページには泣きそうな君が、またあるページには…

風景は違えど写っているのは君で、アルバムのナンバーが大きくなるに連れてだんだんと成長している。ああ、笑みはずっと変わってないのだけれどね。





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