拍手集

□ある日の午後
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今日は雲一つない青空がどこまでも続く晴天。




あまりにも気持ち良かったから大きく背伸びをして深呼吸。





不意に背中なのか腰なのか。



そのあたりから"ゴキッ"という不快な骨の鳴る音が聞こえた。








「……痛い…」








一人呟く幸村の声は虚しくも晴れ渡る午後の空気に溶けていった。





これは、そんな晴れ渡ったある日の午後のお話。





『ある日の午後』





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