real
□どーにかなるさっ
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亀梨の部屋来て、ベッド座って。まぁこれが俺の席っつうコトで。ふらふら歩ってきた亀梨もだりぃーとかゆってソッコーベッドに倒れ込んできた。で、たわいもない会話して数分。
俺のこと見る亀梨の瞳に色が入った。なんかね、ほしーってーツラしてんの。意味わかんねえ。いやわかる気もする。いやでも男だよお互い。
「なにガン飛ばしてんだよ」
「は?別に飛ばしてねえし」
とかなんとか言いつつ、俺のこと物欲しそーに見てんのな。やっぱかわいくねー。いやでもかわいい気もする。
「じゃあこっち見んな」
てゆったらアヒル口してふてくされちゃった。そんな亀梨が面白くて半開きになってるコイツの唇にチューしてやった。あ、俺、前も亀にコレやった、確か。
「いやいや、なにしてんだよお前…つか意味わかんねぇ」
「今ほしがってたじゃん」
「…バカじゃね?」
「つか、わかんなくて当たり前じゃね?意味なんてもとからねぇし」
「…ねえのかよ」
呆れてるわりにはお前だってチュー嫌がってねーじゃん。なんて思いながら、お互いこうするのが当たり前みたいに自然と唇重ねてチューばっか繰り返す。
けど、ついばむだけの幼稚なもんがじれったいのか、俺の太もも近くに腰を擦り寄せてそれ以上をせがむ亀梨。いや、それ女がやることでしょ。
「赤西、…もっと」
「は?なによがっちゃってんのお前」
「うっせ、」
「相変わらず素直じゃねぇのな…つか赤西呼びやめね?」
「知るかバカ」
「お前なァ…」
「お前も亀梨呼びじゃねえか。オイ、早くしろよ」
いや、俺はたまに亀、ってよんでっから。
「超ジコチュウ」
ねだる亀梨の中に舌差し込んで。唾液でだらだらになる口元なんかどうでもよくて。つか、息すんの勿体ねえもん。まあ、今日は亀梨からせがんできたわけだし?しばらくは離してやんねぇ。
そう決めて数分。いい加減苦しいのか、眉を寄せる亀梨。その顔があんまりにも不細工なんで、しょうがねーから離してやった。
「ァ、っやだ、もっとちょうだい…」
とかゆって亀梨が俺の唇追ってきた。ってかなにその殺し文句。おま、それ、ちょっと下半身にキタよ。
「お前意味わかんねーんじゃなかったの?」
「わかんねーよバァカ、だから、わかるまでしろ」
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