□腕を置いて
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腕を置いて
どうか、その血にまみれた腕を
ゆっくりと
こわがらず
誰も君を責めたりなんてしないから
さあ、どうか
君を連れていく為だよ
嘘偽りなど何も無い世界に
同情など浅はかなものが無い世界に
さあ、ナイフを置いて
僕が案内してあげる
 

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