sweet☆story
□Private・Wedding.
2ページ/6ページ
Private・wedding.
「チャンミンさっきからどうした?」
『いえ・・別に』
マネージャーの結婚式から帰ってきてからチャンミンの様子がおかしい。
思い当たるとしたら・・・
でもそれが彼の悩んでいる答えだったら俺的にはかなりキツい
「花嫁さん・・綺麗だったな」
『そう・・ですね・・』
俺のほうは見ずに伏し目がちにお前が答える
「チャンミンは・・やっぱり女性といつかは・・結婚したいのか?」
『えっ?』
驚きの声とともに家に帰って来てから初めて俺の顔を見た
「やっぱり・・女性がいいのか?」
ヤバい。
自分で言ったくせに
今度は俺が落ち込む
『どうしてそう思ったんですか?』
「・・花嫁ばかり見てたから・・」
『くすっ。そりゃ綺麗だからですよ。それに基本僕は女性が好きですから』
「そっか・・」
そんな事を爽やかに笑顔で言うなよ
ますます俺立ち直れないだろ
そんな俺の傍に笑顔で近づいてくるチャンミン
そして俺の頬を強く両手でペシンっと挟む
「痛っ・・」
『ヒョン・・くすっ。口が尖んがってる』
俺は無意識に拗ねた顔になっていたらしい
そんな俺を優しい顔で見つめるお前