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Stand by me





『フフ〜ン♪So, darling darling、Stand by me、Oh stand by meフフ〜ン♪♪』




「チャンミン、ご機嫌だね、鼻唄歌っちゃって」




『あっ、ユノヒョン。お帰りなさい・・んっ』





「ただいま、チャミナ・・」



-ちゅっ-





軽いハグをし、いつものようにお帰りなさいのキスをあなたにする





僕の腰に腕をまわし
おでこをくっつけ
悪戯っぽく僕に問いかけるあなた






「俺の可愛い王子様はどうしてこんなにご機嫌なんだい?」



そんなあなたの首に腕をまわしちょっと拗ねたように返す僕




『忘れたんですか?今日がなんの日か』





「さぁ・・くすっ、なんだっけ?」



僕はあなたをぐいっと引き寄せ耳元に囁く





『もうっ!ユノヒョン・・今日は100日記念日でしょっ!』






「くすっ、忘れるわけないだろ」




部屋には最近の僕のお気に入りの80年代の映画ミュージックがかかっている





今はちょうどStand by me




僕らは抱き合った体制のままチークを踊るように互いの体を密着させ曲に合わせ体を揺らす





「この曲の映画この間二人で見たね」




『うん、リバーフェニックスがサイコーに格好よかった。全然僕らより子供なのに。でも映画も好きだけどこの曲も大好き』





「チャンミンはどの辺が好き?俺のために歌って」






「えっ?・・うん//」






ちょっと恥ずかしかったけど今日は二人の100日記念日だし。




体を左右に揺らしながら鼻先が触れそうなほど近くであなたを見つめながら口ずさむ





『♪So, darling darling
Stand by me
Oh stand by me
Oh stand
Stand by me
Stand by me・・』






「チャンミン・・歌声もお前も・・凄く・・綺麗だ」





『ゆのぉ///・・これは僕の本心だよ・・
だからダーリン ダーリン 
そばにいてほしい
そばにいてほしい
そばにいてほしい
そばにいて
ボクをささえてほしい』






「チャミナ・・俺も・」





『んんっ・・』



熱く優しく重なるユノの唇


とっても僕の心を甘くしてくれる




『ねぇ、ゆのぉ・・ゆのは?今まで二人で見た映画でどの曲が好き?あなたは僕に何を歌ってくれるの?』


甘えるようにあなたの肩に額を預ける



「えっ!俺?」




くすっ、顔が見えなくても上擦ったあなたの声で照れてるのがわかる




『うん、あなたの今の気持ち・・歌って。ラブストーリーの曲とかが・・いいな』





「ええっーと・・そうだな・・」



『たくさん見たじゃないですか二人でっ!
ほらっ80年代って言ったら傑作のラブストーリーがあるじゃないですか』




「うぅ〜ん?」





『ほらっ。あなたも好きなお話で二人でこの間見たでしょ?あの唄歌って下さい、ゆのぉ』




「うっ?うんっ」




『こうして、二人で抱き合って踊るのに調度いい歌・・・死んだ恋人がゴーストになって・・』




「ゴースト!ゴーストかっ!」



『うん・・そう・・ゴースト・・』








「テレっテレっテレっ♪テレテレテ〜レ♪テレっテ〜レテレっ♪ゴーストバスターっズ!!」 





『・・・って!ゴーストはゴーストでもそれはお化け退治だろっ!僕への思いはお化け退治なわけっ!?』




「あれ?何、チャミナっ違うの?」




『もう知りませんばかゆのっ!』




「えっ?あれ〜?えっ?」






-ばかゆのっ!あなたの為にStand by meなんて歌わなきゃよかったっ-



ずっと僕のそばにいてほしいなんて。




『ばかゆのぉ〜!いっぺん死んでこ〜いっ









-RIRIKA-
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