Main☆Story

□かくれんぼ
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ユノヒョンに見つからないよう後輩のSHINee達に紛れながらあなたの様子を伺う子供じみた僕



くだらないと言われてもいい


幼いと言われてもいい




だって





この先にあるのは・・・





『チャンミン!!』




-あっ!まずいっ-




やっと見つけたと言うように
僕の方を指差し


そして



その後に




待ち焦がれていた



僕にだけに向けられる



ダイヤモンドよりも綺麗な綺麗な



あなたの笑顔に




やっと会えるから




その笑顔が


欲しくて




僕だけを求める


あなたが欲しくて




子供じみた悪戯をしてしまう僕


でも
まぁだだよ





『ヤバいっ、ミノ僕逃げる』



「えっ?チャミニヒョン?」


可愛いい後輩の頭をひと撫でし


べぇ〜と軽く舌をだしユノヒョンに挑戦状を送り
素早くあなたから逃げる僕




まぁだだよ



見つけても
捕まえてくれなきゃ
あなたの負け




僕はここだよ




僕が欲しかったら




捕まえてごらん




もっと僕を求めて



もっと僕を欲しがって




上手に捕まえられたなら





その時は




あなたにしか見せない




とっておきの
僕の笑顔を




特別にあげるから




僕が『いいよっ』て言うまで




ずっと
見つめ続けていて







『チャ〜ンミ〜ン!』




「あはっ、ここまでおいで!」



宝石箱の中に
舞い上がる紙吹雪たち



キラキラして
とても綺麗



でも・・・




『こらっ。やっと・・捕まえた』




「捕まってあげたんです」





『ミアネ・・もう離さないから』




「永遠に、でしょ?ユノ」




返事の代わりに向けられた
あなたの笑顔の方が




何倍も
綺麗です。








2010/09/10
-RIRIKA-

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