Main☆Story
□しあわせのスパイス・・・
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もうっ!いらぬアレンジなんかするからエイリアンの卵になるんだよ!
僕は心の中で叫び続けた。
今すぐここを飛びだしてキッチンにいるユノヒョンのところへ行こうと足をリビングに踏み入れようとしたけど・・・
料理を作ってるユノヒョンの顔が笑顔でいっぱいで・・とても幸せそうで。
「チャンミンは食いしん坊だからこんくらいボリュームないと満足しないからな!」
なんて鼻の頭に粉をつけて微笑んでるあなた見たら・・
「バカユノ///」
こっちの方が照れて動けなくなっちゃったよ
ユノヒョンが「出来た〜!」と満足そうに微笑みリビングのドアへ近づいてきたから僕は慌てて寝室に戻り布団に潜った
バタンとドアの開く音。
僕の方へと近づいてくる気配。
ギシっとベッドが鳴り背を向けて眠っている僕の横にユノヒョンが座る
そして僕の髪を撫でながら
「チャンミン、最近ごめんな・・もっとお前とゆっくりしたいよ・・・せめて俺の愛情食べてな。愛してるチャンミン。行ってくるな・・」
-チュッ-
眠っていると思っている僕の頬へ口づけてからもう一度僕の髪をくしゃくしゃとしてから部屋を出ていく。
そして暫くしてからバタンと玄関のドアが閉まる音がした