Main☆Story
□しあわせのスパイス・・・
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-グサッ、トロッ、クニャ-
「ぎゃぁ〜!何か出てきたぁ〜」
固く黒い物体の中から柔らかそうな黄色物体が半分とろけてでてきた
「いや〜〜なに〜これ?」
僕はマッハの速さでリビングドアまで後ずさる
「なっ、なんだあれは?見た事ないんですけどぉ〜」
それでも勇気を振り絞って恐る恐る近づいてみると・・
どこかで嗅いだ事のある匂いがした
「クンクン・・ん?〜あれ?クンクン・・まさか?!」
なんだかあまりにも恐ろし過ぎて言葉にするのが怖いんですけど僕。
「信じたくないけど・・信じたくないけど・・これは・・もしかして・・
卵焼きですかぁ〜?(-_-#)」
今気付きたけど・・テーブルにエイリアンからの書き置きがある
『おはようマイスウィートハニー・チャンミン俺の初めて作った愛の手料理食べてね今朝のメニューは卵焼きとチゲだよでは行ってきま〜す!ユンホ』
ヒョンって・・・エイリアンだったんですね・・
この鍋の中のヘドロはチゲか
なかなかやるな、ヒョン。
あなたにしか作れないよ。
こんなの!
ふっ。それにいい度胸だ。
これを僕に食えとは!
受けてたとうじゃないかその挑戦!
いまいち愛情なのか嫌がらせなのかが・・わからないが。