sweet☆story

□可愛い罠
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「ふっ・・ふぇっ・・やだ・・ヒョン・・
やだよぉ・・」


「チャンミン?どうしたのお前・・なんで泣いてるんだ?」

トイレから戻ってきたユノヒョンが心配そうに聞く


「ヒョンっ・・ふぇ・・まだ・・僕のこと・ぐすっ・・心配・・して・・くれるの?ぐす
っ・・」


「あ、当たり前だろっ?どうしたんだチャミナ」


「ヒョっ・・ユノヒョンっ・・抱いて・・
抱いてほしいよぉ〜」


涙の流れる顔で下から見上げるように切なくヒョンに訴える僕。

もうプライドなんてどうでもいいっ

あなたが欲しいから。



「僕じゃ・・・いや?」







「くぅ〜〜っ・・・ぐわぁ〜〜〜!!チャミナっ!!」


「は、はいっ!」


突然ユノヒョンが前のめりになって頭を抱えこみ唸り始める


「くそっ、俺が・・・せっかく・・」

苦しそうな顔でユノヒョンが言葉を吐く


「ユ、ユノヒョン?」


するといきなり僕の両肩を掴んで荒々しくベッドに倒し噛みつくようなキスをしてきた



「んっ・・・うっ・・んんっ・・・」

激しいのに優しいヒョンの口づけ・・・

久しぶりのユノヒョンの味・・凄く甘い


「あっ・・んっ・・ヒョン・・ヒョ・・ン」



「チャミナっ!」


「はいっ!」


「・・ごめんっ・・」


何が?
何がごめんなの?やだ、やだよヒョンっ

僕は悲しくなってまた涙が溢れてきた


「ふぇっ・・ごめんてなに?・・もう僕のこと嫌いになった?やだ、やだよぉ・・別れたくないよぉ・・」


「チャ、チャ、チャミナっ・・何?違う違うっ。なんでお前の事嫌いになるの?違うよ。お前が欲しくてたまらないっ・・・我慢できないけどごめんって意味なんだけど」



「ふえっ?僕の事嫌いになったんじやないの
?」


「どうして俺がお前を嫌いになるの?」



「だって・・一か月も僕に触れてくれなかったし、夜帰り遅かったり僕より先に寝ちゃったり・・・それにさっきの本も・・・」


「あ・・・あれは・・・一か月前さ、お前に無理させちゃった時あったろ?」



「ぐすっ・・ん?・・・一晩に4回した日?



「うっ///うん・・あの後お前熱だしたからさ
、反省したんだ、毎晩でもお前を欲しいって思うほど俺我慢できない奴だから・・・だからお前の体に負担にならないように少し控えようって」
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