sweet☆story
□可愛い罠
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この間からユノヒョンの様子がおかしかった
いつも万年発情期のユノヒョンが一カ月ほど前から僕を求めなくなった
ユノヒョンと付き合い初めて一年が経とうとしてたからいわゆるこれが夫婦で言う処の倦怠期?なんて安易に思っていたけど夜すごく帰りが遅い日があったり、かと言えば僕より先に寝てしまったり、まったく夜の営みは行われなかった。
それどころか僕に一切触れてこない。
さすがの僕もこれはまずいと思ったし、なによりユノヒョンの体に慣らされてしまった僕がユノヒョンに抱かれない事に耐えられなくて・・・
何度もユノヒョンに隠れて自分自身を慰めたけど・・・
ヒョンの手が・・ユノヒョンのものが欲しくて・・
ないよりあなたのその胸に包まれて眠りたいのに。
だから
だからっ!
僕は今日はちょっとした罠を仕掛けたんだ
通販でゲットしたっその名も「魔法の薬」
うたい文句は「倦怠期の二人に夢のような一夜を・・」
僕は躊躇いもなくポチっと買い物カートへ入れた
要は精力剤のようなものなんだろうけどその時の僕は藁にもすがる思いだったから。
通常だと数滴で効果てき面らしいけどあのユノヒョンのことだから瓶1本丸々に鍋入れてやった。
なのに。
なのにっ!
僕が誘っても何の変化もないし、今だってトイレとか言って逃げられたし。
頭も天然でボケボケだけど体まで鈍感でボケてるとは思わなかった
そしてあの本・・
ヒョン・・他に好きな人でもできた?
やっぱり男の僕の体じゃ・・・いやになった?
やだ・・・別れるなんてやだよ、僕。
僕はまだこんなにユノヒョンのこと好きなのにっ!
どうしよう・・・めちゃくちゃ悲しい