sweet☆story
□可愛い罠
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可愛い罠
「くっくっ・・ユノヒョン・・見てろよ・・」
グツグツと煮えたぎる赤い色の鍋に隠し持っていた茶色小瓶から秘薬を数滴・・・
もう一滴・・・えいっ、面倒くさいっ!全部入れちゃえっ!
キムチ鍋に投入してやった。
「まぁ・・死にゃしないだろ。よし!出来た!」
「チャンミ〜ン。何作ってんの?おっ、キムチ鍋?やりぃ〜」
「ユチョニヒョン・・・これはユノヒョンの為の特別キムチ鍋です!ユノヒョン以外食べちゃだめなんです!」
「え〜っ!ジェジュンヒョン今日いないからチャンミンの手料理あてにしてたのに〜。俺達は?何食うの?」
ウルウルと子犬のような目を向けるユチョニヒョンに、しょうがないですねぇ〜とため息をつき今日の二人の夕飯を出してやった。
「おっ!さすがチャンミン!俺達の別に用意してくれてたんだぁ」
「はい、どーぞ。お湯を入れればバカでも作れますからね!」
カップ〇ードルと書いてある物体を差し出す。
「チャンミ〜ン、酷い(T_T)」
「いいですか!僕は食卓の準備をしてくるのでくれぐれもキムチ鍋に触らないよに!!」
軽くユチョニヒョンに睨みをきかせダイニングテーブルに食卓の用意をしに行った。
「ユノヒョ〜ン!食事の用意出来ましたよ〜」
「ん〜・・チャンミン、サンキュー」
「何?寝てたんですか?」
目を擦りながらまだ寝足りない表情でユノヒョンが寝室から現れた。
「ん〜、ちょっと最近眠れなくてな・・・」
ーはぁ〜?最近眠れないだぁ〜?毎晩よく寝てるでしょうが?!あなたが寝すぎるから僕がこんな事!!・・・
いや、全ては後のお楽しみー