sweet☆story
□DREAMS COME TRUE
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「チャンミン・・撮影は大丈夫なのか?ほんとなら明日帰ってくる予定だったろ?」
ほらね、自分がこんな状態なのに僕の心配して。
「大丈夫ですよ。機材のトラブルで急遽オフになったから。余計な心配はしないの!それより自分はどうなの?」
無理して休んだ事をごまかしたくて少し怒ったようにユノヒョンの体調に話題を変えた。
「あはっ・・情けないよな。こんな姿お前に見せたくなかったよ。ステージの上のカッコイイ俺を見せたかったのにな・・」
あなたがあまりにも切ない顔をするから少し強くいってしまった事を僕は悔いた。
「何言ってんですか!ヒョンはいつでもカッコイイよ。さっき苦しそうに嘔吐してる姿もなんだかセクシーでした」
「チャンミン・・・それはヤバイだろ?」
「??何がですか?」
「・・・目が・・腐ってる。眼科へ行け」
「!! 何を〜!人がせっかく褒めているものを〜このっ!このっ」
「いっ、痛いっ・・チャンミン。俺っ、俺病人・(泣)」
憎まれ口を言った口がついている顔をペシペシと叩いてやる。
「まったくそんな元気があるならもう大丈夫ですね!」
「うん。俺大丈夫だから・・チャミナはもう帰りな。約束とかあるんじゃないか?久しぶりにこっち帰ってきたんだし・・」
ヒョン・・そんな淋しそうな顔で大丈夫なんて言っても全然説得力ないから。